キログラム包装:なぜ存在し、バイヤーにとって何が変わるのか
一キロのモデリングマスクと一リットルのクリームは、まとめ買いの割引に見えます。実際には物流も寿命も買う人も違う、別の商品です。
プロ用メーカーの価格表では、百グラムのクリームの隣に一キロのアルギン酸マスクと一リットルの容器が並びます。小売に慣れたバイヤーには、単に割引された大容量に見えます。そうではありません。これは別の商品であり、計算の仕方も変える必要があります。
そもそもなぜ一キロなのか
アルギン酸マスクは施術の直前に水と混ぜ、顔全体に厚く乗せます。一回の施術で三十から五十グラム使います。一キロは二十から三十回、つまり施術室の二週間分の消耗品です。
小売の包装ではこの製品は成り立ちません。小袋の粉はグラム当たり三倍になり、施術者は一勤務で十袋以上を開けることになります。
リットル単位のクリームやマッサージオイルも同じです。顧客が持ち帰る品ではなく、施術者の手で使い切られる品です。
輸送と最低発注数量で変わること
重さです。同じ注文金額なら、プロ用ラインは小売より重くなります。海上輸送ではむしろ有利です。容積に対して払うので、密度の高い貨物は容積をよく使います。
一方で最低発注数量は、キログラムではなく個数で数えられることが多いのです。一キロの袋二十個は二十個であり、品目ごとの最低数量は思ったより早く満たされます。
そして通関の分類です。一キロのプロ用マスクと百グラムのクリームは用途が違うため、別のコードになりうます。発注の後ではなく前に、通関業者に確認すべきことです。
開封後の寿命
ここが小売との決定的な違いです。小売容器の開封後の期限は、ひとりの使用を前提に算定されています。プロ用包装は、通常の回転がある施術室を前提にしています。
サロンがメーカーの想定より遅く回っていれば、一リットルの容器は開いたまま数か月置かれます。バイヤーにとってこれは、大容量は回転のあるところでのみ得になり、ないところでは廃棄に変わるという意味です。
メーカーに尋ねること
品目ごとの一回あたりの使用量。これがなければキログラムは施術回数に、したがって金額に換算できません。
製造日からの使用期限と、別に開封後の期限。
その品目に小売サイズがあるかどうか。同じ処方が二つのサイズで存在することもあり、その場合は両方を取れます。大きい方は施術室、小さい方はその後のホームケアに。
そして保管条件。プロ用処方の一部は小売品より温度に敏感です。